防災ノート|初心者のための備えメモ

災害や非常時に備えるための防災グッズ・知識を、初心者目線でまとめています。

防災用の調理用燃料の初心者向け選び方

結論

結論を言えばカセットボンベ+カセットコンロが一番初心者向けです。

普段の家庭用コンロと同じように使用できるので、

災害時でも問題なく使えることができます。

 

災害時の調理では、「何が一番優れているか」よりも、
「自分の状況で無理なく使えるか」が重要になります。
ここでは初心者向けに、代表的な料理用燃料の特徴を整理します。


災害時の調理に使える主な燃料の簡易比較表

燃料 価格 火力 保存性 安全性
カセットボンベ
固形燃料 低〜中
卓上IHクッキングヒーター

中。停電時は

非常に高※1

低〜中
加熱袋(発熱剤)
アルコール燃料(エタノール系) 低〜中

ジエチレングリコール燃料 非常に高 低※2
木・炭 低~中 非常に高

※1 停電時はポータブル電源やソーラーパネルが必要になるため

※2 誤飲以外の安全性は高いが、誤飲した時のリスクがとてつもなく高いため


※ここからのAmazonリンクは、全て桜チェッカーで「合格」と表示された商品だけを掲載しています。

カセットボンベ

メリット
火力が強く、普段の料理と同じ感覚で使える。
お湯を沸かす、炒めるなど幅広い調理が可能。
対応するカセットコンロが多く、入手性も高い。

 

デメリット
過熱や保管状態によっては爆発やガス漏れのリスクがある。

長期保存には注意が必要。
屋内使用では換気が必須。

 


固形燃料

メリット
価格が安く、正しく保存していれば長期保存に向いている。
個体なので初心者にも扱いやすい。
最低限の加熱調理に使いやすい。

 

デメリット
火力が弱く、本格的な調理には向かない。
燃焼時間が短く、量の調整が難しい。

直射日光や高温環境下で保存していると、徐々に気化していく。

 


卓上IHクッキングヒーター

燃料とは違うかもしれませんが、一応調理用なので掲載。

 

メリット

安全性が非常に高く、火を使わず調理できる。
操作が簡単で失敗しにくい。

停電していなければ非常に有用。

 

デメリット
停電している場合は、ポータブル電源やソーラーパネルが必要になるため、

道具にかなりのお金が掛かる。
災害の被害が大きい場合はほぼ停電するので、

ポータブル電源がないと災害直後は主力にはなりにくい。

 

ちなみに、ポータブル電源やソーラーパネルは非常に高額なので、

そのままの値段では手が出にくいですが、

Amazonのセール時には30%OFF~50%OFFになる時があるので、

その時に買うのがオススメです。

 


加熱袋

メリット
火を使わず、安全性が高い。
避難所や屋内でも使いやすい。
初心者でも扱いやすい。

 

デメリット
火力が弱く、調理できる内容が限られる。
使い切りでコストがやや高め。

 


【上級者向け】アルコール燃料(エタノール系)

メリット
軽量で持ち運びやすい。
正しく保存すれば保存性が高く、長期間備蓄できる。
調理用として実績が多い。

 

デメリット

飲用、吸入、皮膚吸収により失明や死に至る可能性がある。

液体なので、転倒してこぼれる危険性がある。
引火しやすくすぐに火が付くため、火の扱いに注意が必要。
明るい場所だと火が見えにくい場合があり、細心の注意が必要。

危険なタイミングがかなり多く、総合的に見て初心者向けではない。

 

※初心者向けではないため、あえてAmazonリンクは張っていません。


【上級者向け】ジエチレングリコール燃料

メリット
保存性が非常に高く、長期備蓄に向く。
条件が整えば安定した加熱が可能。
コストパフォーマンスが良い場合がある。

 

デメリット

誤飲すると、急性腎不全などの重篤な中毒症状を引き起こし、

最悪死に至る有害物質なので、誤飲のリスクが非常に高い。

液体なので、転倒してこぼれる危険性がある。

燃焼特性を理解していないと危険。

ジエチレングリコールは、正しく使えば安全だが、

・飲んだ時に甘味
・煙は無臭に近い
など、異常が起きても気付きにくいので、
上手く扱えれば便利な燃料だが、初心者向けの燃料とは言いにくい。

 

※初心者向けではないため、あえてAmazonリンクは張っていません。


【上級者向け】木や炭

メリット
自然環境や自宅周辺で入手できる可能性がある。
保存性が非常に高く、長期災害でも使える。

 

デメリット
煙や一酸化炭素の発生リスクが高い。
屋内や避難所では基本的に使用できない。
火起こしに慣れが必要。

初心者には扱いが難しいので、他の燃料がどうしても無い時に検討しよう。

 

※初心者向けではないため、あえてAmazonリンクは張っていません。


防災初心者向けの結論

  • 主力:カセットボンベ/固形燃料

  • 補助:卓上IHクッキングヒーター/加熱袋

  • 上級者向け:アルコール燃料/ジエチレングリコール/木・炭


初心者向けのまとめ

初心者が最初に備えるなら、
カセットボンベや固形燃料が現実的です。
安全性を重視するなら加熱袋が有効です。

電気が使えるなら卓上IHクッキングヒーター。
アルコール燃料やジエチレングリコールや木や炭は、
知識と経験がある人向けの選択肢です。

 

防災では、「安全に扱えるかどうか」が最優先です。
無理のない燃料を選ぶことが、結果的に一番安全につながります。