防災ノート|初心者のための備えメモ

災害や非常時に備えるための防災グッズ・知識を、初心者目線でまとめています。

防災用ライトの知識②最低限揃えるべきライトの選び方

 

防災用ライトを考えるときに大切なのは、
**「1本で何でもやろうとしないこと」**です。

災害時の行動を整理すると、ライトの役割は大きく次の3つに分かれます。

  1. 災害を想定して常に持ち運ぶ用ライト

  2. 停電時に室内全体を照らすライト

  3. 避難生活中に移動する用の信頼できるライト

この3点を押さえれば、「最低限」でありながら実用性の高い備えになります。

なお、停電時は充電ができないので、乾電池が使えるタイプのライトをオススメします。

 


① 災害を想定して常に持ち運ぶ用ライト

これは「非常時にまず手元にあること」が最重要なライトです。

常に持ち歩く前提なので、

  • キーホルダー型

  • ペンライト型

  • ヘッドライト型

などの小型で軽量なライトがオススメです。

必要なライトの最低限のスペックは

  • 明るさ:300lm以上。足元+進行方向を同時に照らせる現実的な明るさ

  • 防水性能:必須。災害時は雨・水たまり・結露が前提
  • 電池の持ち:「何時間使えるか」ではなく「家に帰るまでどれだけ掛かるか」を基準にする

明るさを表すルーメン(lm)は、300lm以上のライトであれば十分明るいです。

防水性能に関しては、どんな状況で災害が起こるか分からないので必須です。

電池の持ちに関しては、普段自分が外出する範囲(例えば学校や職場)から、歩いて家まで帰る時間分は必要です。

ただ、災害時は建物に閉じ込められたり、

家屋が倒壊していつもの道が通れずに遠回りしないといけない可能性があるので、

ある程度余分に電池を持っておくことをオススメします。

 


② 停電時に室内全体を照らす用ライト

次に重要なのが、停電時に室内全体を照らす用のライトです。

  • ランタン型

  • 吊り下げ型

必要なライトの最低限のスペックは、

  • 明るさ:150lm以上。少なくとも本を読める程度の明るさは必要

  • 防水性能:不要。室内で使うことを想定しているため
  • 電池の持ち:できるだけ長い方が良い

明るさも大事ですが、停電中は室内でずっと使うことになるため、電池の持ちが最重要です。

なお、ランタン型は中心が発光するので、直接目に入るとかなり眩しいです。

光が気になる人は、吊り下げタイプのライトや、ランタンをそのまま天井から吊り下げることで、ある程度は目に光が入るのを防ぐことができます。

 


③ 避難生活中に移動する用の信頼できるライト

最後が、避難や点検など動きながら使うライトです。

  • ハンディライト
  • ヘッドライト

こうした場面では、ある程度の明るさと耐久性が必要になります。

必要なライトの最低限のスペックは、

  • 明るさ:300lm以上。足元+進行方向を同時に照らせる現実的な明るさ

  • 防水性能:必須。屋外で使う可能性があるため
  • 電池の持ち:なるべく長い方がいいが、明るさや耐久性を優先

いわゆる「懐中電灯らしい懐中電灯」が、この役割を担います。

避難生活時には、何が起こるか分からないので、

一本はこのような、信頼できる移動用の懐中電灯があると心強いです。

 


最低限でも「3本で考える」のが失敗しにくい

防災用ライトは、
用途ごとに役割を分けることが重要です。

  • 常に持ち歩く用:いつ災害が起こっても対応できるように

  • 室内用:停電中の避難生活に必須

  • 移動用:行動するための信頼できる明かり

この3点がそろっていれば、災害時の「暗さ」に関する不安は大きく減ります。

高価なライトを1本買うより、
役割の違うライトを3本そろえる
これが「必要最低限」であり、現実的な防災ライトの考え方です。