
なぜ「最初の一灯」が重要なのか
停電が起きた瞬間、部屋は一気に真っ暗になります。
暗闇の状態では、ライトがどこにあるのか分かりません。
足元は見えず、家具や物の位置も分からないため、無意識に動くだけで転倒やケガにつながる危険があります。
だからこそ重要なのが、探さなくても付く「最初の一灯」です。
一度明かりが確保できれば、周囲の安全を確認でき、次に必要なライトや防災用品を落ち着いて取りに行くことができます。
最初の一灯は、明るさの問題ではなく、暗闇から抜け出すためのきっかけです。
この一灯があるかないかで、その後の安全性と行動のしやすさは大きく変わります。
方法①停電時自動点灯ライトを使う
自宅で停電した場合に、もっとも確実で手間がかからない方法が、停電時自動点灯ライトです。
これは普段はコンセントに差したまま使い、停電が起きると自動的に点灯するため、スイッチ操作は一切不要です。
地震や落雷など、突然の停電でもすぐに明かりを確保できます。
玄関、寝室、廊下などに設置しておくことで、暗闇の中でも安全に行動できます。
方法②スマホの音声操作でフラッシュライトを起動する
もう一つの有効な手段が、スマホのフラッシュライトです。
スマホは多くの人が常に身近に置いているため、停電時でも比較的見つけやすい明かりになります。
最近のスマホは、画面操作だけでなく音声操作でもライトを点灯できます。
事前に設定しておけば、暗闇の中でも声を出すだけで明かりを確保できます。
Androidの場合
Androidでは、Googleアシスタントを使います。
事前にGoogleアシスタントが有効になっていることを確認してください。
設定後は、
「OK Google、ライトをつけて」
「OK Google、フラッシュライトをオン」
と話しかけるだけでライトが点灯します。
iPhoneの場合
iPhoneでは、Siriを使います。
Siriを有効にしておくことで、
「Hey Siri、フラッシュライトをつけて」
と話しかけるだけでフラッシュライトが点灯します。
最初の一灯を確保した後にすること
明かりを確保できたら、次にやるべきことがあります。
ここで慌てず行動できるかどうかが、その後の安全につながります。
次に使うライトを準備する
最初の一灯は一時的な明かりです。
その後すぐに、懐中電灯やランタンなど、長時間使えるライトを準備します。
スマホのライトから切り替えることで、電池の消耗を抑えられます。
また、ライトが乾電池式の場合は、あらかじめ乾電池を抜いた状態で準備しておいてください。
乾電池を入れっぱなしだと、乾電池の液漏れのリスクが高まるので、ライトは使う直前に乾電池をいれるようにしましょう。
最初の一灯を付ける→ライトを見つける→乾電池を入れる→スイッチを入れる。
この流れを覚えておきましょう。
自分と家族の安全確認
自分や家族がケガをしていないかを確認します。
家具の転倒、割れたガラス、足元の障害物などをライトで確認します。
暗闇の中で無理に動かないことが大切です。
情報収集の準備をする
ラジオやスマホで情報を確認する準備をします。
停電の範囲や今後の見通しを知ることで、落ち着いて行動できます。
特に地震が発生した場合は、津波の情報をいち早く手に入れる必要があります。
無理に行動しない
停電直後は余震や二次災害の可能性があります。
明かりが確保できても、すぐに外へ出たり、大きく動いたりする必要はありません。
まずは安全な場所で状況を把握することを優先しましょう。
まとめ
停電時の「最初の一灯」をどう確保するかは、防災の基本です。
自動点灯ライトやスマホの音声操作を活用することで、暗闇でも落ち着いて行動できます。
明かりを確保した後は、安全確認と次のライトの準備を行い、無理のない行動を心がけましょう。
防災用ライトは、ここから考え始めるのがおすすめです。

